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メールの紹介です

メジロブライトへの熱い思いを書いてくれた、素晴らしいメールを貰いました。
返信しようと思ったんですが、何故か返信出来なかったのでこちらで紹介します。
もし不都合などがありましたら、書いてくれた方、お手数ですがメール(merusuki@hotmail.com)に連絡下さい。
すぐに消しますんで^^;

はじめまして。僕は、茨城県の大学に通っている22歳の男です。
HPを拝見させていただいきました。同じ思いで応援していた人がいたのか!
と嬉しくなってしまい、今メールを打っています。

僕は、ブライトがデビューした頃は、特に夢も無く、専門学校でも行ければいいやと考えていました。
ただ、友達の影響から競馬はよく見ていました。
ブライトを応援するようになったのは、やはり、あまり期待されていなかった内国産種牡馬メジロライアンの仔だったからだと思います。
そんな中、ブライトがラジオたんぱ杯、共同通信杯を勝つ姿を見ていくうちに、強烈にブライトに惹かれていったのを覚えています。
今思うと、あの頃のブライトはなんだかとても逞しく見えた気が… (笑)

クラシックは本当に悔しかったです。
大西騎手の「一番人気より、一着が欲しかった」という言葉が深く深く深く…心に刺さりました。
しかし、ブライトの歯がゆいレースっぷりは、逆に、ブライトに対する思いをさらに強くしました。
その思いは僕に競馬の世界で働きたいと思わせるのに十分なものでした。

そして、その夏に見学に行ったメジロ牧場で僕の運命が変わりました。
「お前、学校の成績いいのか?獣医もいい仕事だぞ。」案内してくれたメジロ牧場の方がおっしゃった(たぶん田中獣医だったと思うのですが)何気ない一言でしたが、
僕はそれから獣医の仕事に興味を持ち、本気で目指すようになりました。
しかし、全然進学校でもない学校で、授業中いつも寝て赤点をとるような始末だったので、
僕には獣医を目指すこと自体が奇跡でした。
唯一、獣医がどれくらい難しいかすら知らないアホだったのが救いだったのかも知れません。

結局、獣医にはなれませんでしたが、勉強したおかげで大学に入ることができ、
将来の目標に向かい日々を過ごしています。
もし、ブライトと出会っていなかったら今頃何をしているんだろうな?と時々考えます。
もちろん、大学へ行った今の方がいい人生なのかどうかはわかりませんが、
この道を与えてくれたブライトにとても感謝しています。

ブライトと自分。
僕も善戦しても勝ちきれない姿を自分と重ね合わせて応援していたのだと思います。
しかし、僕とブライトには決定的に違うところがありました。
それは、ブライトはいつも一生懸命走り、そして、天皇賞というゴールに辿り着いたことです。(宝塚記念は…ご愛嬌ってとこでしょうか?)
ブライトがこんなに早く亡くなってしまいとても残念です。
たとえ、ブライトの名前が血統表に残らなかったとしても、
「自分の人生を作ってくれたとても大好きな馬がいたんだ!」と人に自慢できるように、
与えてもらった道をブライトの名に恥じぬよう進んでいきたいと考えています。

突然のメール失礼しました。
そしてさらに、一方的に自分のことを書きまくってしまいました。
こんな稚拙な文章ですが、読んでいただきありがとうございました。

いや〜、いい話ですね!
それと同時に自分も「同じように考えていた人がいたのか!」 と嬉しくなりました。

ブライトという「きっかけ」をしっかり生かして、 ちゃんと努力をした貴方はとても素晴らしいと思います。

これから社会に出てもブライトから得た「一生懸命さ」を心に留めておけば、
もっともっと社会的にも人間的にも成長できるはずです。

ブライトはもうこの世にはいませんが、
個人個人の「メジロブライト」の思いは絶対になくなりません。

お互い、メジロブライトに対する思いを自分の「強み」にして頑張っていけたらいいですね。

メールありがとうございました!^^

byあいまーる

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